更新日:2019年7月3日
2018年3月、Wixの経営陣が来日した際にCEOが強くおっしゃっていた「Wixの表示速度の高速化」。この2月に、Wixのプラットフォーム自体がサーバサイドレンダリングとなり「Wix Turbo」として高速化がされたことは記憶に新しいと思います。
Wix sites have been speeded up with Wix Turbo.
何となく早くなった気はする、でもページスピード測定ツールでの数値がイマイチ。 Poor results from Page Speed Insight........
そんな人は一度、こちらで計測してみてはいかがでしょうか。 This site is recommended!
>> WebPageTest - Website Performance and Optimization Test
Wixホームページの表示速度が遅い原因を知ることができる
You can find out why the site is slow!
URLを入力し、地域やデバイスを選択してEnterすると、3回テストされその結果が表示されます。表示された画面の「Content Breakdown」のタブを選択すると、さらに詳細な情報が得られます。


ううむ!やはりJavaScriptのデータ量多め…
これはWixでAjaxを使っている以上は、いたしかたないです。
データ量が多いと、結果として表示速度は遅くなります。
ですので、JavaScript以外でデータ量を節約できないか、探してみましょう。
世間一般での画像データ量でいうと、ページあたり650KB以下にとどめておけば、軽い部類に入れそう。テストしたサイトは1.9MB!これは重い。ここに改善の余地がありそうです。 >> ウチのサイト表示、世間と比べて重い? 軽い? 相場データと調査方法を大解説!【SEO記事12本まとめ】

Amazonのリンクや、アクセス解析なども、読み込みの時間に関係していることがわかります。
Wixの表示速度と検索順位の関係性
GoogleのPage Speed Insightの数値が悪くて困っているという話をよく聞きます。
Page Speed Insightの数値は、直接検索順位には関連していません。
ただし、Page Speed Insightの数値が悪いということは、何かしら表示速度の遅い原因があると言うこと。
それが、実際に訪問しているユーザにとって障害になれば「離脱」してしまいます。
「離脱」するユーザが増えれば、検索順位には影響しますので、結果として、影響は出ると言うことになります。
As more users leave, the ranking of search results will fall.
表示速度が3秒を越えると、ユーザの半分が離脱する、と言うデータもあります。やみくもに数値を恐れることはないですが、原因を追求して改善に向けることは、必要ですね。
または、ちょっとくらい遅くても待ってくれるような、魅力的なコンテンツにする、と言う方法もあります。
参考までに、何にも手を加えていない私のWordPressブログ(賢威テンプレート)も、Page Speed Insightではいい数値ではありません。が、ターゲットの関心の高いテーマを扱うことが多いため、狙ったキーワードではいい検索順位を出してくれています。
一方、超早い、私が昔作ったHTMLサイト(Most fastest my site)がこちらです。
シンプルなHTML手書き、使っているJavaScriptはGoogle Analyticsくらいですので、表示速度が速いのも当然です。しかし、長らく更新もしておらず、コンテンツとしてはあまり価値がないため、検索順位も圏外です。
Wixの表示速度に悩んでいる人のお役に立てたら幸いです。どうぞご参考ください。